2015年6月7日日曜日

イヤホン紹介(3) Westone3

お次は海外製。WestoneのWestone3です。
既にメーカリンクはありませんでした。
現在手元に無いためこれも写真がありません。ごめんなさい。

型式 3wayバランスド・アーマチュア型
出力音圧レベル 107dB@1mW
再生周波数帯域 20~18,000Hz
インピーダンス 30Ω

こちらも3wayドライバです。
先のCK100PROに比べ本体が小型で軽く扱いやすいです。
スペックも似ています。

音はオーディオテクニカの製品に比べると全然違います。
まず一聴して感じるのが「すごい低音感だ」という点でしょうか。
BA型はあまり低音が出ない物が多いのですがWestone3はかなり出ます。
全体的に柔らかめ(ぼやけ気味?)に感じますが(相反するようですが)解像度が高く一つ一つの楽器の音が丁寧に鳴るため非常に聞きやすいという点が印象的です。
こもってる、とかはなく補聴器メーカらしく耳に負担を掛けない音作りをしている様に感じます。
また、小音量でも低域や高域の不足感を感じないため音量をそれほど上げなくとも聞いてられる、まさに超バランスイヤホン、のような存在です。
(これが不思議で音量を上げると低音と高音が控えめになるように聞こえます。このため音量を上げてもそれほどうるさくならないという変わった特徴を持っています。耳にヤサシイ)
この音は1万程度のイヤホンでは出せないでしょう。
派手な音色や響きは控えめですが、上品な音で長時間聞いていたい場合にはもってこいです。

欠点はやはりケーブル関連です。
取り回し優先のせいか、ケーブルがかなり細く華奢なイメージを受けます。
実際にはぐねぐね曲げてもなんともない、頑丈なケーブルですがぱっとみた印象では「切れそう・・・」というイメージがあります。
細くても交換できれば良かったのですが、残念ながら本モデルではリケーブル出来ずケーブル交換は出来ません。
また本機はSHURE掛けで装着しますが、ケーブルのY分岐部分からの長さが短く人によっては耳に付けにくいと感じると思います。(実際自分も結構付けにくいと感じました)

中古価格は1万程度でかなりお安いです。
ただ前述の通り、ケーブルが華奢なので少し不安はあります。
特徴から年配の方なんかがオススメになるんでしょうか。
個人的には上品過ぎてちょっと物足りなさを感じる部分がありました。(←手放した理由)

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