2015年6月7日日曜日

イヤホン紹介(2) ATH-CK100PRO

続いて2番手はオーディオテクニカのATH-CK100PROです。
CK10をずっと使っていて正当な後継機を聞いてみたい!と思い購入した記憶があります。
残念ながら現在は手元にないため、写真も残ってません。ごめんなさい。

型式 バランスド・アーマチュア型
出力音圧レベル 109dB/mW
再生周波数帯域 20~18,000Hz
最大入力 3mW
インピーダンス 39Ω
発売:2011年11月

スペック的にはCK10よりも再生帯域が広がり、インピーダンスが下がった感じです。
再生ユニットはBA×3で低域・中域・高域の3つそれぞれが担当しています。
当時はトリプルBAは珍しく、ハイエンドイヤホンの象徴でした。

店頭で(たしかeイヤホンだったとおもいます)視聴した時に、その音に衝撃を受けて他のイヤホンをまったく聞かずに購入しました。それくらい音質は衝撃的で感動した記憶があります。
(一聴して笑いが出そうになったイヤホンです。あまりここまで感動するものは無いですが・・・)
高音の響き(伸び)、音場、ボーカルの艶やかさ、低音の張りなどどれを聞いても納得できる音作りで購入してかなり長い間使っていました。
特にバイオリンやチェロのような弦楽器の響きが素晴らしく、音楽を楽しむという点では惚れ込むような音がします。特性的にはモニターライクとも言えなくもないですが、個人的には音楽的な鳴り方も楽しめるイヤホンだと感じました。
少し低音が薄いですが、あまり気になりません。
装着が少しやりにくいですが、付けてしまえば遮音性も良く重さも気になりません。

欠点が全然ないのかというとそうでもなく、トリプルBAのせいか本体が大きく長時間の装着は少し疲れます。風きり音も少しあります。
また断線対策にリケーブル出来るようにケーブルが交換できるのは好感が持てるのですが、接続方法が本機専用でSHUREの様な共通交換が出来ません。音的な変化を楽しめるようリケーブルが他社と共通だったら良かったんですが・・・無理すれば自作も出来なくは無いですが(一応MMCXなので)ハードルは高いです。
一応Null Audioからリケーブル製品はありますが、高額なせいか交換したようなレビューも見当たりません。

とまぁ、ケーブル以外の欠点は見当たらない優等生ですが・・・結局手放します。
上には上があるんですね・・・オーディオは奥が(闇が)深いです(?)

0 件のコメント:

コメントを投稿

コメント頂けると嬉しいです~